ボクは仕事がら、いろんな人のインタビューを参考にします。
ちょっと昔の話になりますが、
判決後の堀江貴文氏に対する古舘伊知郎さんの
インタビューはさすがでした。



『今回の判決の率直な感想は?』



この質問に堀江氏は答えてはいたけど、
延々と的を得ない回答が続く。


すると...
『そういえば、途中、具合が悪くなって退席しましたねぇ?』



古舘さんは簡単な質問に切り替えた。


堀江氏も笑いながら、「実は下痢体質なので」と答える。



ここでの目的は、もちろんリラックス。



少し緊張がゆるんだら、すかさず、



『話は元にもどしますが、仮にそうだとしましょう。
 経営者としては株主に対してどう感じていらっしゃるんですか?』


『あなたほどの優秀な人が使う言葉には思えない。
 人間としては、堀江さん、どう思っているんですか?
 何を反省しますか?』



このように、堀江氏の中にあるさまざまな立場に分けて
質問をしていました。


これは、「分離法」と呼ばれるテクニックで
口ごもる相手から何かを引き出す時に良く使います。


ボクも、いわゆる大物タレントや有名な方にインタビューをする時は
親近感を持たせる為に、


『すみません、これは個人的な質問なんですが・・』


と前置きして、番組上決められた質問と
そうでない質問をわざと分けたりします。


すると、いつもは聞けないネタをポロっと喋ってくれる事もあるので
重宝しているテクニックです。


「分離法」という言葉は知らなくても、
優秀なインタビュアーは無意識に使っているので、
テレビの対談番組などを見る時は
是非、チェックしてみてください。