アイフォンのスペックは、従来の携帯電話と比較し、かなり優れていると言えます。
まず、OSはMac OS Xを採用しています。
アップル社の製品なので当然といえば当然でしょう。

ディスプレイは、マルチタッチ方式のカラー液晶で、解像度は320×480ドット(160ppi)。サイズは3.5インチとなっています。
従来の携帯電話と比較しても、鮮明で大きな画面と言えます。
カメラの画素数は200万画素となっており、こちらはあまり特筆すべき数字にはなっていません。

本体のサイズは、L115mm × W60mm × D11.5mm、質量は135gとなっています。
かなりコンパクトな部類と言えるでしょう。
連続通話時間は8時間、連続待ち受け時間は250時間が目安となっています。
これはかなり長い部類で、一日トータルで2時間使う人でも、3〜4日は持つ事になります。
通話がメインに人にはあまり向かない携帯電話といわれていますが、実際は決してそんなことはありません。

アイフォンのスペックは、他のメーカーの携帯電話と比較しても、全体的に高い部類に入るかと思います。
カメラ機能、メール機能などに関しては、若干遅れを取っている感があるものの、音楽やウェブサイト閲覧といった、最近の若い人たちが重視する点に関しては、かなりのレベルと言えるでしょう。

どの機能を重視するかでアイフォンの使い勝手はだいぶ変わってくるのではないでしょうか。
ただ、これはあくまで現在のアイフォンであり、今後それは確実に変わっていくかと思います。
アイフォンが日本の携帯電話の主流となる場合は、メール機能、カメラ機能は確実に従来の携帯電話とどうレベルかそれ以上にまで引き上げられるでしょう。